人気のカンカン帽。グログランのアイコンとして、バリエーション豊かに揃えています。

帽子を上手に選ぶ三つの方法




帽子を普段、かぶり慣れていますか?
それとも帽子を選ぶのは初めてでしょうか。

かつて、外出する際、帽子は装いの仕上げとして役割を担っていました。
その後洋装の歴史はカジュアルダウンし続けてきましたが、帽子は当時の役割を佇まいに残し、
カジュアルな装いでも帽子一つで全体の装いのレベルをひきあげてくれる、着こなしの心強い味方です。




帽子と上手に付き合えば、着こなしの幅は広がり、スタイルに豊かさが生まれます。

そのために帽子の上手な選び方、大事な3点をここではお伝えします。

1、帽子の持つ雰囲気を掴む

帽子は、頭の入るクラウン部分と、ブリム部分の組み合わせでできています。
一般的にクラウンが丸みを帯びると優しい柔らかい印象に。一方で直線的なラインが入るとシャープな印象になります。
また、ブリムが広いと女性らしい印象に、ブリムが小さいと性別を問わない雰囲気に近づきます。
ブリムが広く、クラウンだけではなくブリムにもカーブラインのある
カサブランカスタイルの帽子は女性的な柔らかさのある帽子と言えます。
一方、つばの小さくクラウンが角ばった中折れ帽は、スマートな印象。

普段の服やスタイルから、自分がイメージする印象に近い帽子を選ぶことがまず第一です。


ポークパイハット ボブはクラウンに直線の要素があり甘さは抑えめ。
ですがブリムが広めなので女性にも馴染みやすいバランスです。


2、顔型にない要素を帽子で取り入れる

顔型に合う帽子を選ぶ時に大事なポイントは、自分の顔型にない要素を帽子でカバーすることです。
丸顔の方は全体に丸みのある帽子を選ぶと重複して丸みが強調されることになりますが、
顔に帽子で一つ線をひくようにクラウンやつばに直線的な要素のある帽子を選ぶと
うまくバランスが取れるでしょう。
中折れ帽カンカン帽前側だけにつばのあるキャップ等との相性がよいです。

面長や細面の方は、縦のラインや高さを強調せず、丸いラインのある帽子がよく似合います。
目深で全体に丸みのあるジジ、クロッシェハットマリー等がおすすめです。

エラが張っている方にもクラウンやブリムに丸みがあるデザインは馴染みます。

カンカン帽はクラウンのトップとブリムで、横のラインを強調します。
横幅のある顔型の場合それを強調しますが、顔幅が狭い場合にはバランスがよくとれます。

自分の顔型をよく知り、そこにない要素を帽子で補うつもりで選んでみてください。


帽子で自分の顔型にラインをひとつ加えるつもりで


3、出番の多い帽子を選ぶ

お客様と共に帽子を一緒に選び、おすすめする際に私が一番大事にしていること。
それはかぶる機会の多い帽子をおすすめすることです。

一見して、帽子自体の佇まいや美しさに心惹かれることもありますが、
大事なのは自分のワードローブとの相性。二つで迷ったら、出番が多そうな帽子を選んでください。

飾りの色は手持ちの服と相性がよい色であること。
プリントや柄を着慣れていない方は、リボンや生地の色数が少ないほうがかぶりやすいでしょう。
せっかくの帽子を手にしてもかぶる機会が少なければ、帽子が役立てる場が限られ、
最大限にその使用価値を引き出せません。

自分の手持ちのなんでもないシャツやパンツに日常的にさっとかぶることができるかな?
まずはそれを想像してみてください。
「帽子と合わせるためにきちんとした服を着ないと。」そんな緊張を必要とする帽子は、
普段から着こなすのがなかなか難しいものです。

普段のワードローブこそ、引き締め引き上げてくれる。
そんな心強い帽子をみつけられたら、長く着こなしの味方になってくれることでしょう。

お気に入りの帽子をみつけていただけますように。